社員インタビュー

Interview

品質管理部/薬学部卒
2023年入社

SMさん
入社を決めたきっかけを教えてください

 入社を決めたきっかけは2点あります。1点目は、福利厚生が充実している点です。特に魅力的に感じたのが「社宅制度」です。1~3年目までは8.5割、4年目以降は7割、会社側が家賃を負担してくれるため、新社会人の一人暮らしには非常にありがたい制度です。2点目は、面接を受けて「他の会社と違う」と感じた点です。この会社の面接は、面接の直前に、採用担当の方と少しお話できる時間があります。その際、学生の緊張をほぐすために色々と声をかけてくださるので、学生側は落ち着いた状態で面接に臨むことができます。また、面接時、入社までにしておくべきことを質問すると、「機器分析の勉強をしておくように」と答える会社が多い中、この会社だけは、「研究や遊びなど、学生のうちにしかできないことをしてください」と返ってきて、学生の時間を尊重してくれていると感じました。以上のような、一学生への対応の違いが大きな決め手となりました。

現在の仕事内容を教えてください

 製品に使用する原料の分析試験を行っています。原料試験は、呈色反応や滴定のような分析操作から、pH、水分、HPLCやGC等を使用する機器分析など、多種類の検査を行うのが特徴ですが、私は、原子吸光光度計とICP-MSを使用する試験を主に担当しています。原料試験の他には、製造工程の洗浄性を確認する試験もなどあり、原料試験と並行して対応しています。尚、グループ教育にて講師を担当するなど、任される仕事も増えました。グループ教育では、品質管理課の手順書や日本薬局方について勉強し、原料規格書を模擬作成してみたり、その過程で学んだことや皆に知ってほしいことを資料にまとめ、発表をしたりしました。このように、分析試験の他にも、自身の知識やスキルを向上させることができるような業務にも携わることかできます。

今まで仕事をしてきた中で嬉しかったこと・失敗したことを教えてください

 嬉しかったことは、入社1年目で監査の出張に同行させてもらえたことです。監査に同行すること自体が初めてで、監査の流れや確認すべき事項について学ぶことができ、すべてが新鮮な体験でした。また、訪問先では、自分が担当する機器分析についても学ぶところが多く、試験操作のスキルや器具・部品の洗浄方法などを勉強することができ、大変貴重な経験をすることができました。失敗したことは、他部署に提出する予定の器具の用意を忘れてしまったことです。品質管理課は試験と同時並行でその他の様々な業務もこなさなければならないのですが、その日は試験に夢中になりすぎて、予定の時間までに用意するのをすっかり忘れてしまっていました。その日以降は、先輩にも共有してお互いに声を掛け合うなどして、忘れないように気を付けています。

会社のここが「好き」というところを教えてください

 年齢や部署の垣根を超えて様々な社員と交流できるところです。品質管理部内の年齢が近いメンバーはもちろんですが、年の離れた先輩社員の方々にも、いつも仲良くしてもらっています。プライベートでご飯に行ったり、仕事やそれ以外の色々な悩みを相談したり、頼りになる存在がたくさんいます。中には、親くらい年齢の離れた先輩で、よく話を聞いてもらったり、一緒に出掛けたりするような方もいて、学生時代にはあまり経験することのない交流ができ、新鮮でとても楽しいです。また、他部署の人と交流する機会も多々あります。上司や先輩を通じて、飲み会などの場で仲良くなれた人もたくさんいますし、さらにそこから広がって新たな人脈ができたりもしました。

学生へのメッセージ

 製薬業界は、「薬の知識がないといけない」、「薬学部を卒業しないと入れない」といったイメージを持たれがちかもしれませんが、全くそんなことはありません。実際に、私は薬学部を卒業していますが、入社してから初めて学ぶことのほうが圧倒的に多かったです。今使用している原子吸光光度計やICP-MSも、大学時代には全く触ったことがなく、入社してから使い方を覚えました。教育訓練や試験を重ねることで、しっかりと使い方を覚えていくことができるので、機器分析をしたことがないという人でも心配しなくて大丈夫です。また、試験原理や機器での測定原理についても、知識がないからと言って心配する必要はありません。むしろ、私がそうだったように、入社して実際に試験をしたり、機器を使用するようになってからの方が、興味を持って勉強できる上に理解もしやすいと思います!

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